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エクリ殺人事件 松下紳之助編 ESFその5 最終話 - 管理人96(代理投稿)

2015/03/09 (Mon) 12:47:30

エクリ殺人事件 松下紳之助編 ESF5


〜進撃〜


愛々氏「ここに居ると危険です。皆で外に出ましょう。」
屋敷の中に残っていた全員が倉庫を通って屋敷の外に出た。


暫くして長い地鳴りが起こった。
るっち「地震!?」
れなし「やはり、さっきのは自爆ボタン…」
愛々氏「違います。モエニウムが…いえ、M2機関が目覚めるのです。」
黒三「M2機関だって?」
愛々氏「モエニウムはM2機関という形でこの屋敷に隠してありました。」
黒三「モエニウムをM2機関に!?しかしM2機関はこの時代ではまだ開発されていないはず…」
愛々氏「何故貴方がM2機関の事を?」
ねこす「それよりそのM2機関が『目覚める』とは?」
愛々氏「屋敷の壁の中…」
ゆーき「壁の中?何だか嫌な予感がするなぁ。」
その時屋敷の壁の一部が崩れ落ちて中から50mはあると思われる巨神が出現した。
愛々氏「目覚めた…」
愛々氏が巨神に向かって命令した。
愛々氏「薙ぎ払えっ!」
大きく開けた巨神の口にエネルギーが集まって眩いばかりの紅玉が出来た。次の瞬間、ロボット部隊に向かって口から照射されたビームが横に走った。一瞬の間をおいて大爆発が起こった。
ちゅどーん!!
ロボット部隊が吹っ飛んだ。
黒三「すげぇ、こりゃあ世界が焼えちまうわけだ…」
あやめ「黒三さん、さっきから何を言っているの?」
戦況はその一撃で逆転した。巨神のたった一撃で機械兵団がほぼ壊滅していた。
残っているロボット部隊を素早くESFが一掃した。
空中から円盤型UFOの様な乗り物がロボット部隊の残骸の真ん中に着陸した。乗っているのは1人の男性。その男性は乗り物から降りると周りの風景を見て唖然としていた。
いずみ「貴方は本田紳一郎!」
本田「はひふへほー!まさか、私の創ったロボット部隊がこんなに簡単に全滅するだなんて…」
さぁやが持っていたM-16の銃口を本田に向けて言った。
さぁや「貴方の負けね。」
そう言った直後、一瞬の間に巨神が本田に飛びかかりガブリと本田を頭から喰った。
さぁや「な、何?」
愛々氏「止めなさい!」
愛々氏が叫んだ時には本田は巨神の口の中に呑まれていた。
巨神は次に右手でさぁやの身体を掴んだ。
りょう「さぁや!」
素早くリンとみこすが巨神の腕に飛び乗り、二の腕を走り抜け巨神の右手の甲を刃で斬りつけた。
さぁやは巨神の手の中から抜け出し地面に飛び降りた。
さぁや「ありがとう。助かった。」
愛々氏「巨神が、M2機関が暴走している…」
巨神はあやめとゆーきに向かって左手の大きな拳で殴りかかってきた。
まどか「危ない!」
危機一髪まどかが2人を突き飛ばして拳を避ける事が出来た。
りょうといずみが持っていた銃を巨神に向け、一斉に撃ち込んだが巨神はビクともせずに2人に向き直った。そして口が開きその中にエネルギーが充填されていく。
りょう「この距離はヤバイ」
その時、はづづの持っていたミサイルランチャーとあきの持っていたSMAWから残った全弾が巨神の口の中へ撃ち込まれた。巨神はその巨体を仰け反らせそのまま後ろ向きに倒れた。
あき「やっつけた?」
いずみ「いや、まだ生きている。」
ゆーき「こんな化け物が屋敷の壁の中に居たなんて…」
ゆっくり起き上がろうとしている巨神を全員がただ見つめていた。


かえ「どうすれば良いの…」

Re: エクリ殺人事件 松下紳之助編 ESFその5 - 管理人96(代理投稿)

2015/03/11 (Wed) 14:57:58



エクリ殺人事件 松下紳之助編 ESF最終回


目の前で50m近い巨大な巨神が起き上がろうとしている。
かえ「何かやっつける方法はないの?」
その時皆の前にローブを着た男、正確には男の様な半透明な幻が現れた。
愛々氏「貴方は伝説のマスターヨーヨ!」
あやめ「だ、誰?」
ヨーヨ「ふぉーしゅを使え。」
そう言い残してヨーヨは消えた。
愛々氏「ふぉーしゅ…」
まどか「さっきからM2機関だのふぉーしゅだのっていったい何なの?」
愛々氏「全てを話します。何千年もの昔にモエニウムが地球に堕ちて来ました。いえ送り込まれました。モエニウムの出すモエスギスキー粒子の影響で人類を高度に進化させる為に。しかし千年ごとに審判が訪れモエニウムによって進化した人類の文明が滅ぼされたり残されたりを繰り返し。」
さぁや「滅んだ超古代文明…アトランティスやムー大陸の事?」
愛々氏「そうです。モエニウムと共生した文明もありました、一方でモエニウムのエネルギーを利用しようとした文明は審判の時に破滅してきました。」
黒三「火の7日間の噂は本当だったのか…」
愛々氏「私はモエニウムの守護者。千年前に前代の守護者と交代してこの地球に来ました。」
りょう「地球に来たって?貴方は宇宙人なの?」
愛々氏「ソーデス、ワタシハ、トゴシギンガカラキタノデス。」
りょう「読みにくいし、急に宇宙人っぽく喋らなくてもいいでしょう!」
かえ「戸越銀河?戸越銀座?」
愛々氏「私は今の萌えに溢れるこの文明を破滅させたくないと思って紳之助さんに真相を話し、協力してモエニウムの審判を止めようとしました。それがモエニウムを制御するM2機関の開発。」
あき「そのM2機関が何であんな怪物の中に?」
愛々氏「モエニウムの審判をM2機関の力で永久に閉じ込めるには永遠に朽ちない肉体が必要なのです。その為に政府が極秘に掘り出していた巨神の肉体を使ったのです。」
愛々氏は俯いたままつづけた。
愛々氏「でもやはり私達は間違っていました。モエニウムの審判を止めようとした事自体がまさかこの文明を滅ぼす選択になるなんて…」
巨神がゆっくり立ち上がろうとしている。
さぁや「分かった。細かい事は後でいい。そのふぉーしゅでアイツを止められるの?」
愛々氏「ふぉーしゅは時間や空間を含めた次元を超える事が出来る力。私が次の守護者と交代する時に私の星へ戻る為にあと1度だけ使える能力なのです。」
さぁや「アイツを貴方の星へ持って帰ると言うの?」
愛々氏「いいえ、時空の狭間に永遠に閉じ込めるのです。モエニウムもM2機関も巨神もこの時空に残しておく事は出来ません。」
さぁや「ちょっと待って…」
愛々氏「待てません。急がなければ。」
そう言って愛々氏は大きな手を広げ天を仰いで目を閉じた。一筋の雫が頬を伝って落ちる。
りょう「どういう事?」
さぁや「愛々さん、貴方!?」
愛々氏と巨神の身体が眩い光に包まれていく。
愛々氏「私は千年の間この文明の萌えを見てきた。私はモエニウムの守護者としては失格ですがこの文明の守護者として出来る事をしたいのです。」
光がさらに眩しくなる。そして消えた。
巨神と共に愛々氏の姿も…
皆ががっくりと膝を落とした。


この人里離れた場所で起きた大事件も政府によって隠蔽された。直ぐにESFは解散となった。


それから一カ月後。
元ESFのメンバーのさぁや、いずみ、みこす、あきが秋葉原のシャッチュキシュテという店に集まっていた。
さぁや「やっぱり無いの!」
いずみ「長官の遺体の事?」
さぁや「あれから方々で調べた。屋敷の地下は被害は少なかった。ても調査隊の報告書によると長官の遺体は発見されてない。」
みこす「確かに私達が地下に運んだのに…」
あき「事件自体は隠蔽されていても内部の極秘報告書に虚偽は書かないよなぁ」
そこに黒三が現れた。
黒三「もうESFは解散したんだろ。何時までもこの件を嗅ぎまわっていると危ない。かってネットを騒がせた自称タイムトラベラーがM2機関の発明について予言していた。松下紳之助は一体…」
さぁや「そうね、政府の極秘文書にもM2機関に関する情報をは全く無いの。」
黒三「全て綺麗に消されたのか。それとも消えたのか…」


〜ESF編 完〜

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