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殺人事件〜松下紳之助編 スピンオフESF編その1 その2 - 管理人96(代理投稿)

2015/02/25 (Wed) 18:24:26

殺人事件〜松下紳之助編 スピンオフESF編1


このスピンオフはエクリ殺人事件〜松下紳之助編〜第2話の続きからの枝話となっております。もう一度第2話を読んでから本作品を読むことをお勧めします。



〜ESF始動〜


皆でホールに戻ってからいずみが深い溜め息をついた。
いずみ「まさか、こんな日に動き出すとは…」
あき「長官の誕生日を狙うなんて!」
さぁや「まどかはこの任務に就いてからまだ日が浅かったわね。実戦経験は?」
まどか「実戦って…」
さぁや「さっきの慌て方からすると今日がデビューつて感じかしら。」
ゆーき「実戦?長官?何の事?お父様は?死んだの?」
りょう「少し落ち着いて、これから説明するから」
さぁや「ゆっくり説明している暇は無さそうよ。敵は長官だけでなく家族も私達も消そうとしているに違いない。」
ゆーき「消す?私達も殺されるの?」
いずみ「貴方達は私達が守る!」
そう言うとさぁや、りょう、まどか、あきはドレスの裾を少し上げ太腿のホルスターからオートマチックを取り出して構えた。ほぼ同時にいずみは両腕をクロスする様にスーツの内ポケットから両手にオートマチックを取り出した。
リンがホールの壁に飾ってある日本刀を二本取ると一本をみこすに渡した。
あやめ「貴方達は?」
さぁや「私達はESF、エクリ・シークレット・フォース。松下紳之助を長官とする政府の非公式部隊。秋葉原を中心に日本を守る為に組織されたの。」
ゆーき「守るって何から?」
さぁやといずみが素早くホールの窓のカーテンを閉めてまわる。
いずみ「公にはなっていませんが、日本いや世界中で色々な組織が暗躍しているのです。」
愛々氏「紳之助さんは、今日の誕生日でESFの長官を引退する筈だった…」
ゆーき「お母様、知っていたの?」


その時、玄関のドアの方からバタバタと人が入ってくる音がした。


あき「来たね。まどか、皆を非難させて!」
さぁや、りょう、いずみが玄関の方へ向かう。
まどか「分かった!さあ、こっちへ」
まどかが愛々氏、ゆーき、あやめ、メイド達と黒三を紳之助の遺体の先にある物置きへと誘導した。
紳之助の遺体の側まで来た時、廊下の窓に数人の黒ずくめの男達が写ったかと思うとガラスを破ってまどか達の前を塞いだ。
まどかが持っていた銃を構えたが、素早く男に蹴りおとされてしまった。
まどか「しまった!」
倒れこむまどかの上を宙返りしながら黒ずくめの男達にリンとみこすが斬りかかった。
二人は素早い剣さばきであっという間に数人の男達を倒した。
みこす「早く、今のうちに奥の物置へ!」


まどかが素早く落とした銃を拾うと皆を物置へと再び誘導した。
あやめ「この物置って開かないんじゃ…」
まどかは扉の横に立っている等身大のミンキーモモ銅像に壁ドンした。まどかの目に網膜スキャンがかかり扉の鍵が開いた。
まどか「さあ、早く中へ!」
まどか「リンちゃん、みこす。長官の遺体も運ぼう。」
まどかとリンとみこすはお互いに顔を見合わせ黙って頷いた。
まどかが廊下と窓に警戒しつつ、リンとみこすは紳之助の遺体を素早くシーツで包むと物置の中へと運び込んだ。


その頃玄関付近では激しい銃撃戦が繰り広げられていた。


さぁや「さっきのワイン。ESFが組織された2008年の記念ワイン。まさかあのワインに毒が仕込まれていたなんて…」
いずみ「私が良く調べていれば…」
そう言って飛び出し二丁のオートマチックを連射してからまた物陰に隠れる。
さぁや「あのワインを贈ってきた人物…」
りょう「二人共、今はそんな事を詮索している場合じゃないよ。」
さぁや「ダメね。向こうの武器の方が火力が高い。こんなオモチャじゃ。」
りょう「そんな事分かってたでしょ。少しでも時間稼いで…」
りょうが素早く銃のカートリッジを入れ替えた。
その直後、後ろから凄まじい轟音が鳴った。そして同時に喧しい程の金属音。
さぁや、りょう、いずみは思わず耳を塞いだ。
三人の後ろにチェーンガンを持ったあきが立っていた。チェーンガンはカラカラと空回りして硝煙が立ち込める。
あき「遅くなった。これオイラには重くて。」
玄関がシーンと静まり返った。
さぁや「次が来る前に早く倉庫へ。」

Re: 殺人事件〜松下紳之助編 スピンオフESF編1 - 管理人96(代理投稿)

2015/03/04 (Wed) 16:40:35



殺人事件〜松下紳之助編 スピンオフESF編2


〜メイド〜


玄関で戦っていたさぁや達と、愛々氏やメイド達やまどかも倉庫で集合した。倉庫の中は倉庫と言うには意外なほどに物が無かった。

あきが倉庫の奥のスロットマシーンにコインを入れてハンドルを引いた。3つのミンキーモモのアイコンが揃った。そして倉庫の奥の地下へと続くエレベーターの扉をが開いて全員がそのエレベーターに乗り込んだ。エレベーターから降りると多くのモニターや機械設備が整った部屋に出た。

あやめ「うちのお屋敷の地下がこんなになっていたなんて…」
さぁやが空中に浮かんだパネルを操作する。
さぁや「取り敢えず、緊急モードに設定した。外部からの進入に対して少しは時間が稼げると思う。」

その言った直後、ねこす、れなし、つかさがメイド服の下から銃を取り出し、りょう、あき、いずみの頭に銃を突きつけた。
さぁや「貴方達!な、何をしているの!?」
そう言ったさぁやの頭に静かに冷たい銃口が突きつけられた。
黒三「はしゃぎ過ぎだよ、お嬢さん達。」
まどか「な、何を?」
ねこす「まどかさん、動かないで。貴方の仲間の命がかかっているのよ。」
りょう「貴方達は何者なの?何故こんな事を?」
れなし「私達は冥同盟。秋葉原の自由を解放するために集まった同士。」
さぁや「冥同盟。秋葉原のメイドの裏ギルドみたいなものね。でも、何故こんな事を?」
あき「つかさ、貴方までなんて事をしているの!?」
つかさ「私達は知っている。秋葉原の治安や世界の平和だと言いながら政府や貴方たちは秋葉原の自由を制限している…」
りょう「何を根拠に?」
黒三「政府は2020年のオリンピック開催に向けて都内の重点地区の治安向上の為に過剰な規制をしようとしている。」
さぁや「そんな事ない!長官は秋葉原の良き文化を海外により深く理解してもらうために、秋葉原の治安を…」
ねこす「それは政治的な話です。実際に歩行者天国やチラシ配りにも制限がかかり、多くの店舗に調査が入っている。違法なお店だけではなく従来のメイド喫茶まで経営の危機に陥っている。」
さぁや「それは…」
硬直状態がしばらく続いた。

りょうが挑発する様な口ぶりで言った。
りょう「長官を殺害した。貴方達の勝ちでしょ。さっさと私達を始末したらいいんじゃない?」
黒三「それは私達の計画の半分だ。」
りょう「まだ誰かに恨みでもあるの?私達ESFはともかく長官の家族には関係ないでしょう?」
れなし「ところが、私達は長官暗殺の計画の中で重要な事実を知ってしまったのです。」
さぁや「重要な事実!?」
るっち「松下紳之助はこの屋敷の何処かにモエニウムという希少な物質を隠している。」
いずみ「あのモエニウム?たしか宇宙から地上に降ってきた隕石に微量に含まれていた物質。」
ねこす「モエニウムが何万年もの昔に地球に落ちた時から萌え、二次元、ショタ、BLといった文化がその土地に栄えてきた。」
黒三「日本政府がモエニウムを発見し、その保管場所を変えるたびにその周辺に独特な文化が反映した。中野、池袋、秋葉原。栄、博多、新潟。政府はその明らかな相関の発覚を恐れてこの田舎の屋敷にモエニウムを隠すことにした。」
るっち「そのモエニウムが秋葉原での我々の自由を取り戻すための最終兵器となりえる。」
黒三「モエニウムの力で我々は無限の萌えを手に入れられる。その為にこの日を待っていた。松下紳之助の秘密の地下施設へ入る日を!」
さぁや「モエニウムの噂は聞いた事がある。でもESFとは関係ない。長官からもそんな話は聞いていないし、この施設にはそんなものは無いの!」

その時大きな地響きがして、地下施設の天井から一部壁が崩れ落ちた。
あき「そんな、何の攻撃!?」
黒三「まどか、外の様子をモニターに写せ。ただし余計な事はするなよ。」
黒三はさぁやに突きつけた銃の安全装置を一度ロックしてから再び解除してみせた。
まどかが言われる様に端末を操作し空中に浮いた3Dスクリーンに外の様子が映し出された。


そのスクリーンには数え切れない程のロボット兵士が映し出された、殆どが二足歩行型で両腕には直接銃口が装備されており。その後ろにはミサイルらしきものを装備したカニの様な格好の4足歩行型のロボット、そして戦闘ヘリが2機ホバーリングしていた。
あき「マジかよ。これはもう終わりだ。」

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