えくりけいじばん ver2.0

~エクリ殺人事件~松下紳之助編 第4話 第5話 - 管理人96(代理投稿)

2015/02/03 (Tue) 16:02:56

〜訪問者〜迷探偵


まどかが切り出した。
まどか「どうして紳之助さんを放っておくの?」


その時、玄関のドアを激しく叩く音がした。
再び愛々氏が玄関に向かおうとしたがホールの出口に一番近かったあきが素早く玄関に向かった。
あきが躊躇せずにドアを開けるとそこには、袴姿で髪がボサボサの男性が頭を掻きながら立っていた。
あき「金田一さん?」
金田一「あれ?あきさん。何でこんなところに?」
あき「金田一さんこそどうして?」
金田一「実はこの家についてちょっと調べていたんですよ」
ホールで聞いていた一同に緊張が走る。


あきが金田一をホールに連れてきた。
あき「この人、私立探偵の金田一紳助さんだよ。オイラの古い友人なんだ。」
さぁや「あきさん、アナタが呼んだの?」
あき「オイラじゃ無いよ」
金田一「実はある会社の社長さんからこの家の事を調べて欲しいと依頼がありましてね。少し調べたんですが…」
そう言って頭をを掻いた。床に落ちたフケをれなしが素早くほうきで集める。
あき「調べたんですが?」
金田一「全く何も分からなくて、思い切ってご主人に聞こうかと」
一同がズッコケた。
あき「そんな探偵いるのかよ!」
さぁや「そもそも、その依頼主は?会社の社長って言ったわね。」
そう言ってまどかを見た。
まどか「私は知らない」
強く否定した。
さぁや「ふうん」
金田一「ところでご主人は?」
愛々氏「生憎、今は不在です」
金田一「何方に行かれたのです?」
愛々氏「え、あの…」
金田一「まさか、失踪事件ですか?」
ちゃま「酔いを醒ますとか言っていたので外を歩いていると思います」
金田一「…そうか!?何故もっと早く気がつかなかったんだ…」
更に頭を掻きながら
金田一「そうだ、この辺りだけに昔から伝わる、こう…何か手毬唄か童謡などありますか」
愛々氏「昭和枯れすすき?」
いずみん「奥様、それ手毬唄でも童謡てもないと思います!」
金田一「それでは奥さん、この家には何か代々伝わる宝はありませんか?」
愛々氏「代々伝わる宝はありませんが《幸運の壺》ならそこに」
粉々になった破片を指差した。
金田一「成る程、宝の壊し方に殺害方法をなぞらえていたんだ!!」
あき「ちょっと金田一っちゃん、殺害方法って事件も何も起こって無いよ」
金田一「そこなんです、我々はまんまと犯人に騙されていました。誰も殺されていない。つまりこれは第一の殺人予告。急いで紳之助さんを探しましょう」
暴走気味の金田一を誰も止められず、一同はホールから紳之助の遺体の方を通らずに池のある庭へ出た。
庭の真ん中の池の水面から脚だけが二本逆さまに天に向かって突き出ていた。
みこすがそれを見て悲鳴をあげた。
ゆーき「みこちゃん、大丈夫だよ。あれはお父様が趣味で作ったオブジェだから」
みこす「ちょ、マジかっ!」


もう一度全員でホールに戻る。
あき「おいおい金田一、何しに来たんだよ。事件とか起きてないし、壺はそこにいるさぁやさんがさっきよろけて割っちゃっただけだから」
金田一「そうでしたか…おや?」
愛々氏「どうしました?」
金田一「この薬草は…ご主人は何時も壺の中に薬草やお金や装備を入れていたんですか?」
ゆーき「ドラクエかっ!」
れなし「何時もお掃除しているのにいつの間にそんな葉っぱが…」
金田一「そうか!ちょっと出掛けて来ます」
いきなり下駄を鳴らしながら走って屋敷から出て行った。


あき「何だ?アイツ?」
さぁや「それにしても、この家の事を調べさせた社長さんて誰なのかしらね。」
そう言ってまどかを見つめた。
まどかは俯いたままもう反論はしない。
まどか「まさか、お父様が頼んだの?何で?ここでは一体何が起こっているの?」


慌ただしく玄関のドアが開いたかと思うと、金田一がホールに飛び込んできた。
あき「金田一、どうした?忘れ物?」
金田一が息を切らせながら言った。
金田一「暫く留守にしてて済みません。実は秋葉原へ行ってちょっと調べて来たんです」
一同がポカーンとした。
あき「ちょっと、今さっき出掛けて秋葉原行って帰って来たっていうのかよ!」
金田一「松下紳之助のルーツを調べる中で、1つの事実が明らかになりました。」
あき「何?」
金田一「ばっささん!」
メイドのばっさを指差した。
金田一「あなたは実はそこのあきさんの実の娘ですね!」
全員が驚いた。
あき「何言ってるんだよ、金田一っちゃん!」
金田一「あきさんは松下紳之助の前妻、その子供がばっささん、いやつかささん。あなたなのですね。」
つかさ「お母さん、もう良い…」
あき「良くないよー!」
金田一「秋葉原中のメイ喫のメイドさんが証言していました。」
つかさ「金田一さんの言う通りです。私は紳之助の前妻あきの娘です。」
ちゃま「ばっさ、本当なの?それなら何故?」
つかさ「この家のメイドとして紳之助様の様子を探るようにお母さんに言われて、でもある時うっかり紳之助様のスマフォを見てしまって自分が実の娘だと気がついてしまったんです。」
金田一「あきさん、何故紳之助さんの事をつかささんに調べさせたんです?」
あき「それは…」
あきが言いかけると、金田一はまた頭を掻きながら
金田一「そうか、洞窟!しまった逃げられた!」
そう言うとまた屋敷から飛び出していった。


愛々氏「あきさん、あの人大丈夫?」
あき「アイツ、昔からかなりイっちゃってたからな…」
さぁや「でも、あきさん。あの人つかささんの事はちゃんと見抜いたようよ。」
更に続けた。
さぁや「少なくとも2人以上の人間が紳之助さんの、あるいはこの屋敷について何か調べていたってことね。」
あきもまどかもつかさも皆黙っていた。








庭の、とてもリアルなロウ人形の顔とすげ替えられている菊人形風オブジェには誰も気がつかなかった。


Re: ~エクリ殺人事件~松下紳之助編 第4話  - 管理人96(代理投稿)

2015/02/03 (Tue) 17:13:12

〜動機〜混沌と疑念



まどかが切り出した。
まどか「遺体を放っておいて何なの?」




さぁや「それよりもはづづさん。さっきアーモンドって言ったわね。」
はづづ「ご主人様の口元からアーモンドの香りが…」
かえ「紳之助さん、チョコレートが好きだっけ?」
リン「かえちゃん、ここはボケる時じゃないの。アーモンド臭といえば青酸カリ。サスペンスの常識でしょ。」
りょう「どう言う事?まさか紳之助さん、毒殺されたって事?」
少し間をおいてさぁやが口を開いた。
さぁや「それはまだ分からない。でも、もしそうならば犯人は今この屋敷の中にいる人という事になるわね。」
部屋の空気が一瞬凍った。


まどか「そんな!私じゃないっ!」
さぁや「まだ誰も何もいってないわよ。それにあきさん。さっき警察に連絡しようとした時にあなた話し合いをって言っていたわね。それに娘のつかささんに調べさせていた事って何なの?」
まどか「そう言えばそうよ。人が亡くなったというのに話し合いって何を?」
あき「話し合いは勿論、紳之助さんの遺産に決まっているじゃない。」
愛々氏「遺産って…」
あき「愛々氏、惚けるなよー。愛々氏は正妻を装っているけど法律的にはまだ本当の妻では無いでしょう。」
愛々氏「ぐはぁ!何故それを…」
あき「つかさに調べさせたのよ。」
ゆーき「本当なの?」
さぁや「成る程ね。愛々氏はあきさんがいった話し合いの意味が薄々分かっていたのね。」
まどか「待ってよ。紳之助様はもう亡くなってしまっているのに、今から遺産の話し合いって意味が分からないわ。」
さぁや「つまり法律的に遺体が発見される前に今から遺産相続を変える方法があるっていう事かしら」
あき「いずみん、黙っていないで何か言ったら?アナタ知ってるでしょ」
皆がいずみんに注目した。
いずみん「実は紳之助様の名前のみ記載された婚姻届があります。」
愛々氏「ちょっと、いずみん!何故黙っていたの?」
あき「やっぱり。ほらみろ。オイラはそうだと思っていたのさ。オイラの時にも婚姻届は出して貰えなかったからね。」
さぁや「そこに名前を書いて婚姻届を出してから死亡届けを出せば遺産相続出来る。そんなに都合良い話しがあるの?」
あき「でも、あのまま警察を呼んだら此処にいる皆が疑われるし遺産がどうなるかもわからないじゃん。」
まどか「ちょっと、そんな遺産の為に紳之助様をあのままにしているって事?」
さぁや「もし紳之助さんが『殺された』というなら、遺産相続が動機という可能性が高いのね。ただ考えられる動機はそれだけじゃないと思うけど」
リン「紳之助さんの遺産相続以外にも動機?」
さぁや「例えばアナタよ。リンさん。紳之助さんのプロダクションから有名声優にまで登り詰めた直後に、紳之助さんが某メイド喫茶からスカウトしてきた水樹茶々に人気を奪われて嫉妬していたわね。」
リン「そんな事ないよー!水樹茶々ちゃんは凄いし…」
さぁや「あなたのツイートを見ればそんな事はスルッとマルッとお見通しだ!!」
リン「そんな、さぁやさんが一番怪しいよ。だって愛人なんでしょう。皆知ってるよ。」
さぁや「別に、私には動機がありませんとも言ってないわ。」
りょう「うわわ、開き直ってる。」
さぁや「そうよ。でも今日この場で紳之助さんを殺さなければならない理由が無いでしょう。私にも、愛々氏にもあきさんにも…」
ちゃま「確かに殺してから遺産相続を操作しようって順番が可笑しいかも…」
愛々氏「そうね。それにさぁやさんなら70mの遠方から一円玉を撃ち抜く腕前。何処かで狙撃した方が確実だしね。」
さぁや「愛々氏、そういう設定は今は使わないから。」
ゆーき「えっ!さぁやさんってそうなの?凄いじゃん!ゴルゴ13みたい!」
みこす「らまんちゃん、盛り上がってる場合じゃないでしょ。あなたの〜お父さんが亡くなってるのに、何で盛り上がってるのしかも愛人の腕前に関心してるし、意味わかんなーい」
ゆーき「あ、そうでした。てへぺろ」


ねこす「今回は乱入もなく割と真面目にストーリーが進んで、作者も訳が分からなくなってきているからこの辺で締めましょう。」
かえ「作者?」

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